haitouさんと申します。
本日はTOBのことを調べてみました。勉強の13回目です。
TOBとは
「TOB」とは、株式公開買付け(Take Over Bid)の略で、ある企業が別の企業の株式を証券取引所を通さずに、株主から直接買い集める手法のことです。
TOBの基本的な仕組み
企業Aが企業Bを支配したい、または経営に関与したいと考えたとき、B社の株を市場で少しずつ買い集めると株価が急騰してしまいます。そこで企業Aは「⚪︎⚪︎円で、⚪︎⚪︎株を買います」と公表して一定期間に株主から直接株を買い取るのがTOBです。
TOBの主な目的
・経営権の取得(買収) → 他者を子会社、支配下に置くため
・完全子会社化 → すでに連結子会社にしている企業を100%子会社にするため
・経営統合やグループ再編 → 親子会社や関連会社の整理など
・敵対的買収 → 相手企業の同意なしで支配権を得ようとするケース
TOBの種類
・有効的TOB → 買われる側(対象企業)の同意、協力を得て行われる。経営統合などで多い
・敵対的TOB → 対象企業の経営陣の反対を押し切って行われる。防衛策が取られることも
TOBのメリット・リスク(デメリット)
メリット
・買収価格、条件を明確に公表できる
・公正な価格で株主に売却機会を与える
・短期間で大量の株を取得できる
リスク(デメリット)
・成功しない場合もある(応募株が目標数に届かない)
・高い買い付け価格を提示すると買収コストが膨らむ
・敵対的TOBの場合、企業間の対立、評判悪化の恐れ
投資家の視点からのポイント
・TOB価格は通常、市場価格よりプレミアム(上乗せ)がある
・TOB発表後に株価が急騰する事が多い
・TOBが成立しなかった場合、株価が下落するリスクもある
雑記
本日のMLBのドジャースのフィリーズ戦は手に汗握る試合でした。大谷翔平投手は2回に3点を先取され、打者としても4三振でした。しかし崩れず3回以降抑えたことで7回の逆転、勝ち投手の権利の中、佐々木朗希投手が9回を抑え勝利しました。久しぶりに試合開始からゲームセットまで観戦しました。
諦めない気持ちの大切さを思い知らされました!
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