これまでの記事では株式投資に必要な基礎知識から銘柄選びの実践方法まで幅広く解説してきました。今回からはシリーズ「配当金100万円への道」として、私自身の体験談をもとに年間配当金100万円という目標に向けた考え方と進捗をお届けします。
数字や戦略を包み隠さずお伝えしますので、同じように配当投資に取り組んでいる方や、これから始めようとしている方のヒントになれば幸いです。
なぜ「配当金100万円」を目標にしたのか
私が配当金100万円という目標を設定した理由はシンプルです。
「不労所得で月8万円以上を得られる状態をつくりたい」
年間100万円の配当金は、月換算で約8万3,000円です。これがあれば生活費の一部を配当金でまかなえるようになります。株を売らずに保有し続けるだけで毎月お金が入ってくる状態は、長期的な資産形成において非常に大きな安心感をもたらします。
また、100万円という数字は大きすぎず小さすぎない、現実的な目標として設定しました。毎日コツコツ積み上げることで、着実に近づける数字だと感じています。
現在の状況(2026年7月時点)
年間配当金の受取額
現在の年間配当金の受取額は10〜30万円の水準です。目標の100万円に対してまだ道半ばですが、新NISAを始めてから2年間で着実に積み上がってきています。
保有銘柄数
現在は30銘柄以上の日本個別株を保有しています。複数のセクターに分散しながら、毎日少しずつ銘柄を増やし続けています。
毎日の購入金額
1日あたり数千円〜1万円程度を目安に、毎営業日1株ずつ購入しています。大きな金額を一度に投資するのではなく、毎日コツコツ積み上げるスタイルを徹底しています。
配当金100万円に必要な投資額の計算
配当金を年間100万円受け取るために、どれくらいの投資額が必要かを試算してみましょう。
計算式
必要な投資額 = 目標配当金 ÷ 平均配当利回り
平均配当利回り別の必要投資額
| 平均配当利回り | 必要な投資額(概算) |
|---|---|
| 2.0% | 約5,000万円 |
| 3.0% | 約3,333万円 |
| 3.5% | 約2,857万円 |
| 4.0% | 約2,500万円 |
| 5.0% | 約2,000万円 |
平均配当利回り3.5%のポートフォリオであれば、約2,857万円の投資で年間100万円の配当金が受け取れる計算になります。
NISAの非課税効果を加味すると
通常、配当金には約20%の税金がかかります。新NISA口座で受け取る配当金は非課税のため、税引き後で100万円を受け取るには通常口座では約125万円の配当金が必要です。NISAをフル活用することで、必要な投資額を大幅に削減できます。
毎日購入を続けることの力
私が毎日購入を続けている理由は、時間分散によるリスク低減と習慣化による継続力の2つです。
時間分散の効果
毎日購入することで、株価が高い日も安い日もまんべんなく購入できます。これがドルコスト平均法の考え方で、購入単価を平準化し、高値づかみのリスクを軽減します。
習慣化による継続力
「毎日購入する」というシンプルなルールを決めることで、迷いなく投資を続けられます。「今日は買うべきか」と悩まずに済むため、精神的な負担が少なく長続きしやすいのです。
2年間続けてみての実感 始めた当初は「本当に100万円に届くのだろうか」と不安でした。しかし毎日購入を続けることで、気づけば30銘柄以上・年間配当金10〜30万円という水準まで積み上がってきました。焦らず、淡々と続けることが最大の戦略だと実感しています。
目標達成までのロードマップ
現在の状況と目標から、今後の大まかなロードマップを描いています。
【現在】年間配当金 10〜30万円(目標の10〜30%)
↓ 毎日購入・増配・再投資を継続
【中間目標】年間配当金 50万円(目標の50%)
↓ さらに積み上げを継続
【最終目標】年間配当金 100万円
増配による自然な配当金の増加も考慮すると、投資元本の積み上げだけでなく保有銘柄の増配も目標達成の重要な要素になります。
100万円への道で大切にしていること
① 減配リスクの低い銘柄を選ぶ
財務が健全で連続増配実績のある銘柄を中心に選んでいます。
② セクターを分散する
特定のセクターに偏りすぎず、30銘柄以上を複数の業種に分散しています。
③ 毎日購入のルールを守る
相場の上下に関係なく、毎営業日購入を続けることを最優先にしています。
④ 配当金を再投資に回す
受け取った配当金はさらなる株式購入に充て、複利効果を最大化します。
参考にしているツール・サイト
- SBI証券:メインの取引口座として活用
- 楽天証券:銘柄リサーチや比較に活用
- 株探(かぶたん):高配当・連続増配ランキングの確認に活用
- Yahoo!ファイナンス:保有銘柄の配当情報・株価確認に活用
- 会社四季報オンライン:銘柄の財務データ確認に活用
まとめ
- 目標は年間配当金100万円=月8万円超の不労所得
- 現在は30銘柄以上・年間配当金10〜30万円を達成
- 利回り3.5%なら約2,857万円の投資で100万円の配当金が受け取れる
- 新NISAの非課税効果で必要投資額を大幅に削減できる
- 毎日少額購入×分散投資×増配株の組み合わせが着実な道
次回は「配当金100万円への道②|毎日購入を続けるメリットとコツ」について、体験談をもとにさらに詳しくお伝えします。
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