haitouさんと申します。
本日は配当性向のことを調べてみました。勉強の10回目です。
配当性向って
配当性向とは、企業が稼いだ利益(当期純利益)のうち、株主に配当金としてどれだけ還元したかを示す指標です。
配当性向の見方
低すぎる(0%〜20%)
・利益を内部留保(設備投資・研究開発など)に回している
・成長企業に多い
・投資家への還元が少ない印象を与えることも
標準的(30%〜50%前後)
・利益の半分程度を株主に還元
・日本企業では「30%前後」を目安とする事が多い
・バランスのとれた還元方針
高すぎる(70%〜100%超)
・利益の大部分を配当に回している
・一見株主還元に積極的だが、利益が減ると配当維持が難しくなる
・100%を超えると「無理して配当を出している」状態で、将来の減配リスクが高い
配当性向の活用ポイント
安定配当型企業
・電力、通信、食品などディフェンシブ銘柄は安定して40%〜60%程度を維持する傾向
成長投資型企業
・ITや製薬などは内部留保を優先し、配当性向は低め。株価上昇益を狙う投資家向け
株主還元方針の確認
・企業によっては「DOE(株主資本配当率)」や「累進配当政策(減配しない方針)」を取るケースもあり、配当性向を合わせて確認すると安心
投資家目線での注意点
一時的に利益が減った場合
・配当性向が急に100%を超えることも。継続性を見極める必要あり
業績ごとの特性
・成長産業は低め、成熟産業は高めが一般的
配当利回りとの違い
・配当利回り:株価に対して配当がどれだけか
・配当性向:利益に対して配当がどれだけか
→ 両方をセットで見るとバランスがわかる
雑記
世界陸上も本日が最終日で少し名残惜しいですね!
ドジャースの大谷翔平選手は怒涛の追い上げで53号ホームランを放ちこの時点でナ・リーグの方本塁打争いでトップに並びました。この調子でホームラン王になってほしいですね!
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