2025.11.23 業種解説:パルプ・紙とは?

haitouさんと申します。

本日は業種の⑥パルプ・紙のことを調べてみました。勉強の22回目です。

業種解説:パルプ・紙とは

パルプ・紙業界は、木材などからパルプを製造し、それをもとに紙・段ボール・ティッシュ・トイレットペーパーなどの製品をつくる企業が属しています。日常生活に欠かせない商品を扱うため、景気に左右されにくい『ディフェンシブ』な性質を持っているのが特徴です。

パルプ・紙業種の主な企業例

・王子ホールディング
・日本製紙
・北越コーポレーション
特に大手は国内だけではなく海外拠点を持ち、世界規模で紙製品を供給しています。

パルプ・紙業界の強み

①生活必需品の安定需要
ティッシュ、トイレットペーパー、段ボールなど、常に一定の需要があります。景気が悪くなっても消費量が極端に減らないため、企業業績が安定しやすい傾向です。

②EC拡大による段ボール需要増
近年はネット通販の拡大で、段ボール箱の需要が急増。パルプ・紙業界にとって追い風になっています。

③リサイクル技術の進化
古紙回収や再生紙の普及で、環境配慮型の取り組みが進んでいるのも業界の強みです。

業界が抱えるリスク

①原材料価格の高騰
木材チップやエネルギーコストの上昇が利益を圧迫することがあります。

②デジタル化による紙消費の減少
電子書籍・電子化によって、新聞用紙やコピー用紙などの需要は中長期的に減少傾向

③海外競合との価格競争
海外の紙メーカーとの競争が激しく、価格を抑えざるを得ない場面もあります。

投資目線で見るパルプ・紙業界

・景気に左右されにくい安定性
・高配当の銘柄が多い、株主還元の良さ
・一方で、原材料や需要構造の変化には要注意

中長期で安定した収益を狙う投資家にとっては、魅力のある業種と言えます。

まとめ

パルプ・紙業界は、身近な生活必需品を支える安定した業界です。
一方で、デジタル化や原材料などの問題もあるため、企業ごとの取り組みや海外展開、コスト削減の動きなどをチェックしながら投資判断するのがポイントです。

雑記

今日は全日本実業団女子駅伝が宮城で開催されました。エディオンが初の女子駅伝日本一になりました。日本郵政Gは7秒差の2位でした。そんな中、三井住友海上の不破聖衣来選手が実業団デビュー戦で復活の走りをしました。まだ本調子ではなさそうですが走りが見れて今後も応援したいと思います!
今日は100円ショップに行って、防災用のトイレを買い増ししました。都市伝説かもしれませんが水と食料と非常用のトイレは必需品だと思っています。思ったときに買い増ししています。自然災害なんてないのが一番ですが・・・。

2024年の新NISAから株投資を開始した56歳の会社員。
毎日必ず1株以上の日本高配当株を購入して、株投資の初心者が日々成長して配当金100万円/年を目指しています。
株投資で今まで知らなかった企業の情報と日々の株を購入した成果を皆さんに伝えていきたいと思います。

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