「YOCが下がる買い増し」は失敗?平均取得単価の仕組みを実例で解説【毎日1株投資233日目】2026.7.6

配当100万円への道 投資233日目

AGC(5201)を2日連続で買い増し
保有株数4株に

2026年7月6日|買い増しでYOCはどう変わる?実際の数字で検証

こんにちは。毎日1株ずつ高配当株を積み上げている「配当100万円への道」です。

週明けの投資233日目、7月6日は前回に続いてAGC(5201)を1株買い増ししました。2営業日連続の購入で、保有株数は4株になりました。

「同じ銘柄を高くなったところで買い増して大丈夫?」——実は今回の買い増しで、私の平均取得単価とYOC(取得単価ベースの利回り)は目に見えて変化しました。今日はそのリアルな数字の変化を包み隠さずお見せしながら、「買い増しとYOCの関係」を整理してみたいと思います。同じように毎日・毎月コツコツ買い増ししている方の参考になれば嬉しいです。


📋 この記事の目次

  1. 今回の購入内容
  2. AGCについて(おさらい)
  3. 【本日のテーマ】買い増しで取得単価とYOCはどう変わる?
  4. 買い増し後の配当・YOC分析
  5. それでも買い増しした理由
  6. 押さえておきたいリスク
  7. 配当100万円への進捗
  8. まとめ

📦 今回の購入内容

投資233日目(2026年7月6日)の購入記録
購入銘柄AGC(5201)東証プライム・ガラス土石製品
購入株数1株(2営業日連続の買い増し)
購入単価6,888円(前回6,770円から+118円)
保有株数4株
平均取得単価5,748円(前回5,368円から+380円)

ポートフォリオ全体の状況はこちらです。

ポートフォリオ全体(2026年7月6日時点)
評価額4,091,633円
評価損益+668,378円
年間配当金(税引前・予想)145,832円

先週末に突破した400万円の大台を維持しつつ、評価額は409万円台へ。含み益は+668,378円と過去最高を更新しました。相場が好調な今だからこその数字ですが、こういう時こそ淡々と、いつも通りの1株です。

🏢 AGCについて(おさらい)

AGCは1907年創業、旧社名「旭硝子」の世界最大手ガラスメーカーです。建築用・自動車用ガラスで世界トップクラスのシェアを持ちながら、電子材料・化学品・ライフサイエンス(医薬品製造受託)へと事業を広げる「総合素材メーカー」です。2026年12月期第1四半期は営業利益48.9%増と好調なスタートを切っています。

会社の詳しい紹介や「配当性向60%台の読み方」については、前回の購入報告で詳しく書いていますので、初めての方はそちらもあわせてご覧ください。(→前回記事:投資232日目・AGC購入報告)

🔰 【本日のテーマ】買い増しで取得単価とYOCはどう変わる?

今回の買い増しは、私にとって少し「痛み」を伴うものでした。なぜなら、平均取得単価が上がり、YOCが下がる買い物だったからです。実際の数字で見てみましょう。

項目買い増し前(3株)買い増し後(4株)
平均取得単価5,368円5,748円(+380円)
YOC(年間配当210円)約3.91%約3.65%(−0.26pt)
年間配当(税引前)630円840円(+210円)

💡 平均取得単価の計算方法

計算はシンプルで、(これまでの投資額+今回の投資額)÷ 合計株数です。
私の場合:(5,368円 × 3株 + 6,888円 × 1株)÷ 4株 = 5,748円
取得単価より高い株価で買い増せば平均は上がり、安く買い増せば平均は下がります。

💡 「YOCが下がる買い増し」は失敗なのか?

ここが今日いちばんお伝えしたいポイントです。YOCが下がっても、受け取る配当金の総額は確実に増えています(630円→840円)。YOCは「効率」の指標、配当総額は「目的」そのもの。私の目標は「YOC5%の達成」ではなく「年間配当100万円」なので、優良企業の株数を増やせるなら、YOCの低下は受け入れると割り切っています。もちろん安く買えるに越したことはありませんが、安値を待ち続けて買えないままでは、配当は1円も増えません。

💰 買い増し後の配当・YOC分析

AGC 配当データ(2026年12月期予想・保有4株)
年間配当(予想)210円(中間105円+期末105円)
配当利回り(購入単価6,888円基準)約3.05%
YOC(取得単価5,748円基準)約3.65%
4株の年間配当(税引前)840円
権利確定月6月末・12月末(12月決算)

取得単価は上がりましたが、それでもYOC3.65%は購入時利回り(3.05%)より0.6ポイント高い水準です。早くから買い始めた分の「貯金」が効いています。そして業績が回復基調にある今、将来の増配が実現すればYOCは再び切り上がっていきます。増配銘柄を長く持つことがYOCを育てる最大のコツです。

🎯 それでも買い増しした理由

① 保有4株はまだ「育成の入口」だから

19株まで積み上げたINPEXなどと比べ、AGCはまだ4株。ポートフォリオに占める比率は小さく、多少高い局面でも株数を確保する段階だと判断しました。1株6,000円台の値がさ株は、買えるタイミングで淡々と拾わないと、なかなか株数が増えていきません。

② 第1四半期の好決算と7月下旬の中間決算への期待

営業利益48.9%増という第1四半期の勢いが本物かどうか、7月下旬の中間決算で確認できます。決算前の買いはリスクでもありますが、業績回復+配当維持の実績という組み合わせを評価しました。

③ 正直な感想:57歳、時間を味方につけるより「今」を積む

私は50代後半で、20代の方のように「30年後の複利」を待つ時間はありません。だからこそ、完璧な買い場を待つより、確実に配当を積み上げることを優先しています。入社以来続けてきた持株会で「毎月決まった日に淡々と買う」ことの強さは体感済み。新NISAでの毎日1株投資は、その経験の延長線上にあります。安値で買えなかった悔しさより、配当が210円増えた事実を今日は喜びたいと思います。

⚠️ 押さえておきたいリスク

  • 短期の高値づかみリスク:株価は年初来の水準からかなり戻しており、決算などをきっかけに調整する可能性があります。連続買い増しで取得単価が上がった直後の下落は、精神的にもこたえます。
  • 景気敏感セクターであること:建築・自動車向けガラスは世界景気の影響を受けやすく、業績のブレが大きいセクターです。
  • 配当性向の高さ:現在の配当性向は60%台。業績回復が止まれば、配当維持の余力が細るリスクは頭に入れておく必要があります。

特定の銘柄を短期間に集中して買うと、ポートフォリオのバランスも偏ります。AGCの比率はまだ小さいので問題ない水準ですが、買い増しペースは全体を見ながら調整していきます。

📊 配当100万円への進捗

このブログの目標は年間配当100万円の達成です。今回の買い増しで、年間配当金(税引前・予想)は145,832円になりました。

🎯 目標達成率:14.6%

14.6%

145,832円 / 1,000,000円

前回の145,622円から210円の積み増し。今週はまず年間配当146,000円台、そしてその先の15万円を目指してコツコツ続けていきます。

✏️ まとめ

📝 投資233日目のポイント

  • AGC(5201)を2営業日連続で買い増しし、保有株数は4株
  • 平均取得単価は5,368円→5,748円、YOCは3.91%→3.65%に変化
  • YOCは下がっても、年間配当は630円→840円に確実に増加
  • YOCは「効率」、配当総額は「目的」——目的を見失わない買い増し
  • 含み益は+668,378円と過去最高を更新
  • 年間配当は145,832円、目標100万円への達成率14.6%

「高く買ってしまった」と落ち込む日も、配当は着実に積み上がっています。次回もどの銘柄を購入したかご報告していきますので、ぜひまた覗きに来てください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

🔗 関連リンク

AGC株式会社 公式サイト
AGC 配当情報(株主・投資家情報)
IR BANK:AGC(5201)業績・配当推移

※本記事は個人の投資記録・情報共有を目的としたものであり、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。配当金額・利回りは執筆時点の予想であり、今後変更される可能性があります。

2024年の新NISAから株投資を開始した56歳の会社員。
毎日必ず1株以上の日本高配当株を購入して、株投資の初心者が日々成長して配当金100万円/年を目指しています。
株投資で今まで知らなかった企業の情報と日々の株を購入した成果を皆さんに伝えていきたいと思います。

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