配当100万円への道 投資250日目 🎊
AGC(5201)を1株購入で6株に
投資250日目を迎えました
2026年7月30日|PBR0.89倍——「1倍割れ」って何が問題?
こんにちは。毎日1株ずつ高配当株を積み上げている「配当100万円への道」です。
本日、この記録もついに投資250日目を迎えました。節目の日に購入したのはAGC(5201)を1株。保有株数は6株になりました。
AGCは今月これで4回目の買い増しですが、株価は6,770円 → 6,888円 → 6,434円 → 6,000円と、月を追うごとに下がってきました。8月4日の中間決算を前に売られている格好です。そして今のAGCのPBRは0.89倍——いわゆる「PBR1倍割れ」の状態。この数字が何を意味するのか、そして250日続けて見えてきたことを、今日はまとめてお話しします。
📋 この記事の目次
- 今回の購入内容
- 今月4回の買い増しで見えたこと
- 配当金・YOC分析
- 【初心者向け】PBR0.89倍——「1倍割れ」は何が問題なのか
- 購入した理由と正直な感想
- 押さえておきたいリスク
- 配当100万円への進捗と250日の振り返り
- まとめ
📦 今回の購入内容
| 投資250日目(2026年7月30日)の購入記録 | |
|---|---|
| 購入銘柄 | AGC(5201)東証プライム・ガラス土石製品 |
| 購入株数 | 1株(今月4回目の買い増し) |
| 購入単価 | 6,000円(今月の最安値) |
| 保有株数 | 6株 |
| 平均取得単価 | 5,904円 |
ポートフォリオ全体の状況はこちらです。
| ポートフォリオ全体(2026年7月30日時点) | |
|---|---|
| 評価額 | 4,335,961円 |
| 評価損益 | +826,578円 |
| 年間配当金(税引前・予想) | 148,720円 |
昨日88万円台に乗せた含み益は、今日は82.6万円へと5.5万円の減少。相場全体が調整した一日でした。それでも年間配当は+210円で148,720円へ。250日目の節目に、あらためてこの対比を記しておきたいと思います。資産は一日で5万円減ることがある。配当が一日で減ることはない。
📉 今月4回の買い増しで見えたこと
7月のAGC購入履歴を並べてみます。
| 購入日 | 購入単価 | 保有 | 平均取得単価 | 取得単価との差 |
|---|---|---|---|---|
| 7/3(232日目) | 6,770円 | 3株 | 5,368円 | +26% |
| 7/6(233日目) | 6,888円 | 4株 | 5,748円 | +20% |
| 7/15(240日目) | 6,434円 | 5株 | 5,885円 | +9% |
| 7/30(250日目) | 6,000円 | 6株 | 5,904円 | +1.6% |
ご覧の通り、取得単価との差は+26% → +1.6%へと急速に縮まりました。月初に「高値づかみだ」と書いていた買い物が、月末には「ほぼ平均並み」に見える水準まで株価が下がってきたわけです。
これは喜ぶべきことでしょうか。含み益の観点では明らかにマイナスです。でも、これから株数を増やしていく立場では、安く買えるほど将来のYOCは高くなる。同じ現象の受け取り方が正反対になるのが、株価上昇局面と下落局面の面白さです(先週の三井住友FGの回で書いた「シーソー関係」の逆パターンですね)。
💰 配当金・YOC分析
| AGC 配当データ(2026年12月期予想・保有6株) | |
|---|---|
| 年間配当(予想) | 210円(中間105円+期末105円) |
| 還元方針 | DOE 3.0%を目安(配当性向は約64%) |
| 配当利回り(購入単価6,000円基準) | 約3.50%(今月の購入で最も高い水準) |
| YOC(取得単価5,904円基準) | 約3.56% |
| 6株の年間配当(税引前) | 1,260円 |
| 権利確定月/次回決算 | 6月末・12月末/8月4日 中間決算 |
株価が下がったことで、購入時利回りは3.50%と今月いちばん高い水準になりました。YOC3.56%との差はわずか0.06ポイント。「今日買う1株」と「これまでの平均」がほぼ同じ利回りという、きれいな状態です。
🔰 【初心者向け】PBR0.89倍——「1倍割れ」は何が問題なのか
💡 PBRとは「会社の解散価値」との比較
PBR(株価純資産倍率)=株価 ÷ 1株あたり純資産。純資産とは、会社の全財産から借金を引いた「株主のもの」です。仮に今会社を解散して全部を株主に分けたら1株あたりいくらになるか——その金額に対して、株価が何倍で取引されているかを示します。
💡 PBR1倍割れ=「解散した方がマシ」と見られている状態
AGCのPBRは0.89倍。つまり株価が解散価値より11%も安いということ。極端に言えば、市場から「この会社が事業を続けても、財産を分けて解散するより価値が生まれない」と評価されているわけです。日本企業には長年このPBR1倍割れが多く、投資244日目のUBEの回で解説した「東証の資本コスト改革」は、まさにこの状態の改善を求めるものでした。
💡 配当投資家にとっての2つの意味
①「割安」のサインになり得る:資産価値より安く買えているので、下値には一定の支えがあると考えられます。②改善圧力=還元強化の期待:東証から改善を求められる立場なので、増配や自社株買いに動く可能性があります。実際、AGCはDOE3.0%を目安とする還元方針を掲げています。
ただし注意も。PBRが低いのには理由があります。AGCの場合、稼ぐ力(ROE)が5%台にとどまることが評価の重石です。「安いから買う」ではなく「なぜ安いのかを理解して、それでも配当を受け取り続けられるか」で判断する——PER・PBRといった指標は、答えではなく問いを立てるための道具だと思っています。
🎯 購入した理由と正直な感想
① 今月最安値・利回り3.50%という水準
同じ会社の株を、月初より770円安く買えています。配当210円は変わらないのですから、利回りは確実に良くなっている。会社の中身が変わらないのに価格だけ下がったなら、それは買い手にとって好都合です。
② 8月4日の決算を「見届ける」ための株数
第1四半期の純利益進捗率29.7%(5年平均22.1%)という好スタートが続いているか、8月4日に判明します。株主として決算を見届けるなら、少しでも株数を持っていたい。決算前の下落は、その株数を安く整える機会でもありました。
③ 正直な感想:250日目に思う「退屈さ」の価値
250日。振り返れば、特別なことは何もしていません。毎日、証券アプリを開いて1株買う。それだけです。相場が上がった日も下がった日も、暑い日も、孫が遊びに来た日も。正直、途中で何度も「これ、意味あるのかな」と思いました。1株買って配当が180円増えても、100万円までの道のりは遠すぎるように見えたからです。
でも250日経った今、年間配当は148,720円。1日あたり約595円の配当を積み上げてきた計算になります。退屈な作業を250回繰り返した結果しか、ここにはありません。派手な儲け話も、鮮やかな売買もない。それでも数字は確かに増えている。この「退屈さこそが再現性である」ということを、次の250日でも証明していきたいと思います。
⚠️ 押さえておきたいリスク
- ライフサイエンス事業の減損リスク:デンマークのAGC Biologics A/Sについて、需要低迷からの回復の遅れや新規ライン操業に伴うコスト増で営業損益が低調とされ、減損の兆候が示されていると報じられています。8月4日の決算で損失計上があれば、利益予想の下振れ要因になります。
- 決算内容による株価変動:株価は決算を警戒して既に下げていますが、内容が悪ければさらに調整する可能性があります。
- ROEの低さとPBR1倍割れ:本文で解説した通り、稼ぐ力の改善が課題です。改善が進まなければ株価の低評価が長引く可能性があります。
- 景気敏感セクター:建築・自動車向けガラスは世界景気に左右されます。配当性向64%という高さもあり、利益が落ち込む局面では増配余地が限られます。
📊 配当100万円への進捗と250日の振り返り
このブログの目標は年間配当100万円の達成です。今回の購入で、年間配当金(税引前・予想)は148,720円になりました。
🎯 目標達成率:14.9%
14.9%
148,720円 / 1,000,000円
250日目の数字を整理しておきます。
| 投資250日目の記録 | |
|---|---|
| 年間配当(税引前・予想) | 148,720円 |
| 1日あたりの配当積み上げ | 約595円 |
| 評価額 | 4,335,961円 |
| 含み益 | +826,578円 |
| 目標100万円までの残り | 851,280円 |
目標達成率15%(150,000円)まで、あと1,280円。7月はあと1営業日ですので、達成は8月に入ってからになりそうです。250日で14.9%。単純計算では残り約1,430日……と考えると気が遠くなりますが、この計算には増配の力が入っていません。今月だけでも立川ブラインド(+71%)、UBE(+45%)と大幅増配がありました。株数の積み上げ+企業の増配+配当の再投資——この三本柱で、加速させていきます。
✏️ まとめ
📝 投資250日目のポイント
- AGC(5201)を1株購入し、保有株数は6株に(今月4回目・最安値の6,000円)
- 今月の買い増しで取得単価との差は+26%→+1.6%に縮小、購入時利回りは3.50%へ改善
- PBR0.89倍=解散価値より11%安い状態。割安の裏に「ROEの低さ」という理由も
- 指標は答えではなく問いを立てる道具——安い理由を理解して判断する
- 8月4日に中間決算。ライフサイエンス事業の減損の兆候には注意
- 250日で年間配当148,720円(1日あたり約595円のペース)、達成率14.9%
250日、ただ淡々と。派手さのない記録ですが、この退屈さが誰にでも再現できる強さだと思っています。次の250日も、変わらずお付き合いいただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
🔗 関連リンク
AGC株式会社 公式サイト
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※本記事は個人の投資記録・情報共有を目的としたものであり、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。配当金額・利回り・株価指標は執筆時点の情報であり、今後変更される可能性があります。

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