配当100万円への道 投資251日目
JTが30円の増額修正!
73株保有で年間配当が2,190円増える
2026年7月31日|7月最終営業日・月間まとめもお届けします
こんにちは。毎日1株ずつ高配当株を積み上げている「配当100万円への道」です。
7月最終営業日となる投資251日目、7月31日はJT・日本たばこ産業(2914)を1株購入しました。これで保有株数は73株になりました。
そして今日は、この連載始まって以来かもしれない特大のグッドニュースがあります。JTが昨日7月30日の決算発表で、2026年12月期の年間配当を242円→272円へ、30円の増額修正を発表しました。私は73株を保有していますから、この発表だけで年間配当が2,190円増える計算です。今日1株買って増えたのが242円ですから、その9倍。「株数を積み上げておくと、増配の時にこうなる」という実例を、リアルタイムでお伝えできることになりました。
📋 この記事の目次
- 今回の購入内容
- 7月30日決算——何が発表されたのか
- 増配後のYOCを試算する
- 【初心者向け】「上方修正」と「増額修正」——決算が配当を書き換える瞬間
- 購入した理由と正直な感想
- 押さえておきたいリスク
- 配当100万円への進捗と7月の月間まとめ
- まとめ
📦 今回の購入内容
| 投資251日目(2026年7月31日)の購入記録 | |
|---|---|
| 購入銘柄 | JT・日本たばこ産業(2914)東証プライム・食料品 |
| 購入株数 | 1株 |
| 購入単価 | 7,000円(2週間前は6,128円・決算好感で+14%) |
| 保有株数 | 73株(ポートフォリオ最大) |
| 平均取得単価 | 4,642円 |
ポートフォリオ全体の状況はこちらです。
| ポートフォリオ全体(2026年7月31日時点) | |
|---|---|
| 評価額 | 4,327,850円 |
| 評価損益 | +811,449円 |
| 年間配当金(税引前・予想) | 148,962円 ※増配反映前 |
年間配当は148,962円。ただしこの数字はまだ旧予想(242円)ベースです。証券会社のデータ反映を待って、あらためて更新版をご報告します。
📊 7月30日決算——何が発表されたのか
JTは7月30日の大引け後に2026年12月期第2四半期の決算を発表しました。内容は、率直に言って文句のつけようがない好決算でした。
| 項目 | 従来予想 | 修正後 |
|---|---|---|
| 通期・純利益 | 5,700億円 | 6,440億円(+13.0%上方修正) |
| 通期・売上収益 | — | 3兆8,850億円(前期比12%増) |
| 通期・営業利益 | — | 1兆80億円(同16%増・1兆円突破) |
| 年間配当 | 242円 | 272円(+30円の増額修正) |
上期(1〜6月)の最終利益は前年同期比35.0%増の4,318億円。特に直近の4〜6月期は44.6%増と加速し、売上営業利益率も28.9%→32.0%へ改善しました。牽引したのはフィリピンやロシアを中心とした値上げの浸透。さらにイランのインフレに伴う値上げ効果を計画に織り込んだことで、当初は減益要因と見込んでいた為替が、470億円の増益要因へと転じました。
純利益6,440億円は市場予想平均(6,150億円)も上回り、過去最高益を更新する見通しです。株価が2週間で6,128円→7,000円と14%上昇したのも納得の内容でした。
💰 増配後のYOCを試算する
では、この増配が私にどれだけの影響をもたらすのか。73株で計算してみます。
| 項目 | 増配前(242円) | 増配後(272円) |
|---|---|---|
| 1株あたり年間配当 | 242円 | 272円 |
| 73株の年間配当 | 17,666円 | 19,856円(+2,190円) |
| YOC(取得単価4,642円基準) | 約5.21% | 約5.86% |
| 購入時利回り(7,000円基準) | 約3.46% | 約3.89% |
1株も買わずに、年間配当が2,190円増える。これが増配の力です。私が今日1株買って増やした配当は242円。増配による上乗せは、その9倍にあたります。そしてYOCは5.21%→5.86%へ。取得単価は1円も動いていないのに、利回りだけが勝手に育っていく——投資237日目の三井住友FGの回で「利回りは増配で育てるもの」と書きましたが、その実例が最も分かりやすい形で表れました。
🔰 【初心者向け】「上方修正」と「増額修正」——決算が配当を書き換える瞬間
💡 業績予想は「途中で書き換えられる」
上場企業は期の初めに「今年はこれくらい儲かる見込みです」という業績予想を発表します。しかし、これはあくまで予想。実際の進み具合が想定を上回れば上方修正、下回れば下方修正として、期の途中で書き換えられます。JTは今回、通期の純利益予想を5,700億円→6,440億円へと13%上方修正しました。
💡 配当予想も同じように修正される
配当も同様です。予想配当が引き上げられることを増額修正(実質的な増配)、引き下げられることを減額修正(減配)と呼びます。JTは配当性向75%を目安とする利益連動型の還元方針(投資241日目で解説)ですから、利益が上振れれば配当も自動的に増える設計になっています。だからこそ、上方修正と増額修正がセットで発表されたわけです。
💡 配当投資家にとっての「決算シーズン」の意味
株価だけを追う人にとって、決算は「株価が動くイベント」でしょう。でも配当投資家にとっては、自分の年間収入が書き換えられる査定日です。しかも、株数を多く持っている銘柄ほど影響は大きい。増配30円 × 保有株数——この掛け算が効いてくるので、コツコツ株数を積み上げてきたことが、思わぬ形で報われる瞬間があります。だから私は、上がった下がったより「決算で配当予想がどう変わったか」を真っ先に確認するようにしています。
🎯 購入した理由と正直な感想
① 好決算を確認した上での買い増し
営業利益1兆円超え、純利益は過去最高更新、そして30円の増額修正。会社の稼ぐ力が強まったことを数字で確認してから買えるのは、決算翌日に買う投資家の特権です。株価は14%上がってしまいましたが、配当も引き上げられているので、利回りは思ったほど下がっていません(3.46%→3.89%)。
② 値上げが通る「価格支配力」の証明
今回の好決算の主因は値上げの浸透です。値上げしても客が離れない——この価格支配力こそ、インフレ時代に持っておきたい企業の条件だと考えています。フィリピン、ロシア、イランと、地域を問わず値上げが通っている事実は心強い材料です。
③ 正直な感想:73株の重みを、初めて実感した日
正直に書きます。これまで「1株ずつ買っても意味があるのか」と何度も自問してきました。1日180円、200円の積み上げは、100万円という目標の前ではあまりに小さく見えたからです。
でも今日、30円の増配 × 73株 = 2,190円という数字を計算した時、初めて腹に落ちました。73株は、73回分の「意味あるのかな」の集積です。その一つひとつが、今日この2,190円を生んだ。株数とは、増配という追い風を受け止める帆の大きさなのだと思います。帆が大きいほど、同じ風でも速く進める。
ちなみに株価7,000円は取得単価より51%高い水準で、購入額としては過去最高でした。でも今日ばかりは、まったく気になりませんでした。
⚠️ 押さえておきたいリスク
- 配当性向75%=利益連動の宿命:今回は利益上振れで増配となりましたが、同じ仕組みは利益が減れば減配をもたらします。実際にJTは2021年に減配を経験しています(投資241日目で解説)。増配を喜ぶなら、その裏返しも受け入れる必要があります。
- 為替と新興国リスク:今回の上振れには、イランのインフレに伴う値上げ効果や為替の追い風(470億円の増益要因)が含まれます。逆風に転じれば、修正の方向も逆になり得ます。
- 喫煙率低下と規制強化:構造的な逆風は変わりません。値上げでカバーする戦略にも、いつかは限界が訪れる可能性があります。
- カナダ訴訟の影響:和解に伴う支払いなど、特殊要因を抱えています。配当は和解影響を調整した利益をベースに算定される方針です。
- 次の注目イベント:10月29日に第3四半期決算の公表が予定されています。
📊 配当100万円への進捗と7月の月間まとめ
このブログの目標は年間配当100万円の達成です。今回の購入で、年間配当金(税引前・予想)は148,962円になりました。
🎯 目標達成率:14.9%
14.9%
148,962円 / 1,000,000円(増配反映前)
目標達成率15%(150,000円)まで、あと1,038円。ただし、JTの増配分2,190円が反映されれば、この時点で151,000円台に到達し、15%を突破する計算です。証券会社のデータが更新され次第、あらためてご報告しますね。1株ずつ積み上げてきた道のりの途中で、企業側から思わぬ後押しをもらった格好です。
📅 2026年7月の記録
| 項目 | 7月2日 | 7月31日 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 年間配当 | 145,412円 | 148,962円 | +3,550円 |
| 評価額 | 3,979,979円 | 4,327,850円 | +347,871円 |
| 含み益 | +570,384円 | +811,449円 | +241,065円 |
7月は、評価額400万円突破・420万円突破、含み益70万円台・80万円台、年間配当146,000円〜148,000円台と、節目を次々に通過した1ヶ月でした。そして最終営業日にJTの30円増配。銘柄別では、立川ブラインド(+71%)、UBE(+45%)と大幅増配のニュースも相次ぎ、「増配ラッシュ」を体感する月となりました。8月は、いよいよ達成率15%の大台に乗せたいと思います。
✏️ まとめ
📝 投資251日目のポイント
- JT(2914)を1株購入し、保有株数は73株に
- 7月30日の決算で年間配当を242円→272円に30円増額修正、通期純利益も13%上方修正
- 73株保有により、買わずして年間配当が+2,190円(今日1株買った+242円の9倍)
- YOCは5.21%→約5.86%へ。取得単価は変わらないのに利回りだけ育つ
- 決算は配当投資家にとって「年間収入の査定日」——増配30円×株数の掛け算が効く
- 7月は年間配当+3,550円、評価額+347,871円。8月は達成率15%へ
1株ずつの積み重ねは、増配の風を受け止める帆になる。251日目にして、いちばん嬉しい実感を得られました。8月も変わらず、淡々と積み上げていきます。ぜひまた覗きに来てください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
🔗 関連リンク
JT(日本たばこ産業株式会社)公式サイト
JT IR情報(2026年12月期 第2四半期 決算短信・決算説明会資料)
JT 株主還元方針・配当
IR BANK:JT(2914)業績・配当推移
※本記事は個人の投資記録・情報共有を目的としたものであり、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。配当金額・利回りは執筆時点の予想であり、今後変更される可能性があります。記事中の年間配当額(148,962円)は増配修正の反映前の数値です。

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