配当100万円への道 投資246日目
INPEX(1605)を1株購入
ついに20株の大台へ
2026年7月24日|原油高で3週間+17.5%。資源株を持つ意味
こんにちは。毎日1株ずつ高配当株を積み上げている「配当100万円への道」です。
投資246日目となる7月24日は、INPEX(1605)を1株購入しました。これで保有株数は20株。ひとつの節目です。
前回この銘柄を買ったのは3週間前の投資231日目、株価は3,200円でした。それが今日は3,760円——わずか3週間で17.5%の上昇です。理由ははっきりしています。中東情勢の緊迫化による原油価格の高騰。他の保有銘柄が数%の値動きをしている間に、資源株だけが別の方向を向いて走っている。今日はこの現象を切り口に、「なぜポートフォリオに資源株を入れるのか」——セクター分散という考え方をお話しします。
📋 この記事の目次
- 今回の購入内容
- 3週間で+17.5%——何が起きていたのか
- 配当金・YOC分析
- 【初心者向け】セクター分散——なぜ資源株を持つのか
- 購入した理由と正直な感想
- 押さえておきたいリスク
- 配当100万円への進捗
- まとめ
📦 今回の購入内容
| 投資246日目(2026年7月24日)の購入記録 | |
|---|---|
| 購入銘柄 | INPEX(1605)東証プライム・鉱業 |
| 購入株数 | 1株 |
| 購入単価 | 3,760円(3週間前の購入時は3,200円) |
| 保有株数 | 20株(節目達成) |
| 平均取得単価 | 2,611円 |
ポートフォリオ全体の状況はこちらです。
| ポートフォリオ全体(2026年7月24日時点) | |
|---|---|
| 評価額 | 4,248,903円(過去最高を更新) |
| 評価損益 | +765,318円(過去最高を更新) |
| 年間配当金(税引前・予想) | 147,946円 |
評価額424万円、含み益76.5万円。今週に入って4営業日連続の最高値更新です。この含み益の伸びに、INPEXの急騰がしっかり効いています。
📈 3週間で+17.5%——何が起きていたのか
まず前提として、INPEXは日本最大の石油・天然ガス開発企業。オーストラリアの大型LNGプロジェクト「イクシス」を主力に、資源を「掘って売る」ビジネスです。したがって業績も株価も、原油・天然ガス価格に強く連動します。
この3週間、その原油価格が大きく動きました。7月上旬、ホルムズ海峡でのタンカー攻撃をきっかけに中東情勢の緊迫が伝わると、NY原油先物は1バレル72ドル台へ上昇。7月中旬には供給不安から80ドル台まで一段高となり、INPEX株も連日買われる展開に。7月21日には前週末比4.35%高となる場面もありました。
私の購入価格で振り返ると、231日目3,200円 → 今日3,760円。株価チャートだけ見れば「絶好調」ですが、その原動力が地政学リスクであることは冷静に受け止める必要があります。世界のどこかで緊張が高まると、私の資産が増える。この居心地の悪さも含めて、資源株を持つということなのだと思っています。
💰 配当金・YOC分析
INPEXの2026年12月期の年間配当予想は108円(中間54円+期末54円)。中期経営計画では年間90円を下限とする累進配当と、自己株式取得を含めた総還元性向50%以上を掲げています。
| INPEX 配当データ(2026年12月期予想・保有20株) | |
|---|---|
| 年間配当(予想) | 108円(中間54円+期末54円) |
| 還元方針 | 年間90円を下限とする累進配当+総還元性向50%以上 |
| 配当利回り(購入単価3,760円基準) | 約2.87%(3週間前の購入時は3.38%) |
| YOC(取得単価2,611円基準) | 約4.14% |
| 20株の年間配当(税引前) | 2,160円 |
| 権利確定月 | 6月末・12月末(12月決算) |
株価が17.5%上がったことで、購入時利回りは3.38%→2.87%へと低下しました。一方、私のYOCは取得単価2,611円ベースで約4.14%を維持。先週の三井住友FGの回でお話しした「株価と利回りのシーソー関係」が、ここでもくっきり表れています。20株の年間配当は2,160円になりました。
🔰 【初心者向け】セクター分散——なぜ資源株を持つのか
💡 セクター分散=値動きの「理由」を散らすこと
分散投資というと「銘柄数を増やすこと」と思われがちですが、本質は値動きの理由が違うものを組み合わせることです。銀行株を10銘柄持っても、金利が下がれば全部が同時に下がります。それでは分散になりません。
💡 私のポートフォリオを「動く理由」で分類すると
・金融(三井住友FG、ジャックス)→ 金利で動く
・住宅・建設(積水ハウス、立川ブラインド)→ 住宅市況・住宅ローン金利で動く
・自動車・素材(トヨタ、AGC、UBE、住友精化)→ 世界景気・為替・原燃料価格で動く
・エネルギー(INPEX)→ 原油価格と地政学で動く
・生活必需品(JT)→ 景気に左右されにくい
この3週間がまさに好例でした。多くの銘柄が数%の値動きにとどまる中、原油高でINPEXだけが17.5%上昇。逆に、中東情勢が落ち着いて原油が下がれば、INPEXは下げても他のセクターは資材コスト低下で恩恵を受けるかもしれません。全部が同時に下がらない組み合わせを作っておくこと——これが、相場が荒れた時に「投げ売りせずに済む」いちばんの保険になります。配当投資では「売らずに持ち続けること」が何より大事ですから、精神的な安定装置としてのセクター分散は、想像以上に効きます。
🎯 購入した理由と正直な感想
① 累進配当という下値の固さ
資源株は業績のブレが大きいセクターですが、INPEXは年間90円を下限とする累進配当を掲げています。原油が下がって利益が落ちても、配当には下値のクッションがある。この設計が、値動きの荒いセクターを安心して持てる理由です。
② 20株という節目と、エネルギー比率の維持
ポートフォリオ全体が成長する中で、エネルギーセクターの比率が薄まらないよう、節目の20株まで積み上げました。分散は「作って終わり」ではなく、育てながら比率を保つ作業でもあります。
③ 正直な感想:上がった株を買うのは、下がった株を買うより難しい
取得単価2,611円に対して、今日の購入単価は3,760円。44%も高い買い物です。10日前のジャックスでは「下がった株を買うのは怖い」と書きましたが、上がった株を買うのもまた別の怖さがあります。「高値づかみになるのでは」という声が頭をよぎる。それでも買えたのは、私が買っているのは株価ではなく「年間108円の配当」だから。この1株が毎年108円を運んでくる事実は、明日株価が3,500円になっても変わりません。株価は市場が決め、配当は会社が決める。私が見ているのは後者です。
⚠️ 押さえておきたいリスク
- 地政学リスクの反転:今回の上昇は中東情勢という不確実な要因が主因です。緊張が緩和すれば原油価格は急落し、株価も同じ勢いで戻る可能性があります。上がった理由がそのまま下がる理由になるのが資源株です。
- 資源価格の変動と業績:2026年12月期の第1四半期は資源価格の下落で減収減益となる場面もありました。業績のブレは大きいセクターです。
- 為替リスク:収益の多くがドル建てのため、円高は業績の逆風になります。
- 脱炭素の長期トレンド:世界的なエネルギー転換の中で、化石燃料事業の長期的な位置づけには不透明感が残ります。
- 次の注目イベント:8月上旬に第2四半期決算の発表が見込まれます。原油高が業績にどう反映されるかを確認します。
📊 配当100万円への進捗
このブログの目標は年間配当100万円の達成です。今回の購入で、年間配当金(税引前・予想)は147,946円になりました。
🎯 目標達成率:14.8%
14.8%
147,946円 / 1,000,000円
前日の147,838円から108円の積み増し。148,000円の節目まで、あと54円まで迫りました。明日の購入で確実に到達します。目標達成率15%(150,000円)まではあと2,054円。ここも見えてきました。
✏️ まとめ
📝 投資246日目のポイント
- INPEX(1605)を1株購入し、保有株数は20株の節目に
- 中東情勢の緊迫による原油高で、株価は3週間で+17.5%(3,200円→3,760円)
- 購入時利回りは3.38%→2.87%に低下、YOCは約4.14%をキープ
- 分散の本質は銘柄数ではなく「値動きの理由」を散らすこと
- 資源株は原油・地政学で動く——他セクターと違う方向を向く保険に
- 含み益は+765,318円と4日連続の過去最高更新、年間配当は147,946円
株価ではなく配当を買う。246日続けてきて、この軸だけはぶれていません。次回もどの銘柄を購入したかご報告していきますので、ぜひまた覗きに来てください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
🔗 関連リンク
株式会社INPEX 公式サイト
INPEX IR情報(株主・投資家の皆様へ)
IR BANK:INPEX(1605)業績・配当推移
※本記事は個人の投資記録・情報共有を目的としたものであり、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。配当金額・利回りは執筆時点の予想であり、今後変更される可能性があります。

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