配当100万円への道 投資274日目
1株買ったら、配当が1,258円増えました
住友精化が22円の大幅増配
2026年9月3日|配当方針そのものが変わっていました
こんにちは。毎日1株ずつ高配当株を積み上げている「配当100万円への道」です。
投資274日目となる9月3日は、住友精化(4008)を1株購入しました。これで保有株数は55株になりました。
この銘柄を前回買ったのは投資236日目、7月9日のことです。あれから約2か月——調べてみたら、とんでもないニュースを見逃していました。
8月6日、住友精化は年間配当を48円から70円へ、22円の増額修正を発表していたのです。しかも単なる増配ではなく、配当方針そのものを変更した上での引き上げでした。
おかげで今日、たった1株買っただけで、この銘柄の年間配当は2,592円から3,850円へ、1,258円も増えました。今日はこの「配当方針の変更」というイベントについて書きます。
📋 この記事の目次
- 今回の購入内容
- 8月6日に何があったのか
- 配当金・YOC分析
- 【初心者向け】「配当方針の変更」は最大級のニュース
- 購入した理由と正直な感想
- 押さえておきたいリスク
- 配当100万円への進捗
- まとめ
📦 今回の購入内容
| 投資274日目(2026年9月3日)の購入記録 | |
|---|---|
| 購入銘柄 | 住友精化(4008)東証プライム・化学 |
| 購入株数 | 1株 |
| 購入単価 | 1,504円(2か月前は1,300円) |
| 保有株数 | 55株 |
| 平均取得単価 | 1,135円 |
ポートフォリオ全体の状況はこちらです。
| ポートフォリオ全体(2026年9月3日時点) | |
|---|---|
| 評価額 | 4,687,765円 |
| 評価損益 | +988,049円(前日から回復) |
| 年間配当金(税引前・予想) | 164,489円(達成率16.4%) |
昨日5万円減った含み益は、今日98.8万円まで戻しました。100万円の大台も再び目前です。
📰 8月6日に何があったのか
住友精化は8月6日の午後、第1四半期決算とあわせて2つの重要な発表をしました。
① 配当を48円→70円へ、22円の増額修正
上期配当を24円→35円、下期配当も24円→35円へと引き上げ、年間配当は70円に。前期(株式分割後ベース)の44円からは26円の増配で、これが実現すれば2期連続増配となります。
連続増配が始まる直前の2025年3月期は40円でしたから、2年で1.7倍という伸びです。
② 配当方針そのものを変更
そして今回の増配の根拠となったのが、配当方針の変更です。新しい方針はこうなりました。
「原則として配当性向30%以上かつ株主資本配当率(DOE)4.5%以上を基準とする」
③ 第1四半期は絶好調、ただし通期は減益見通し
同時に発表された第1四半期(4〜6月)は、売上高403億9,700万円(前年同期比13.6%増)、営業利益34億5,200万円(同47.5%増)、最終利益32億6,300万円(同3.1倍)と好調。経常利益も2.7倍の43.1億円に急拡大しました。売上営業利益率も6.6%→8.5%に改善しています。
ただし通期の経常利益は前期比26.6%減の112億円という見通し。ここは正直に押さえておくべき点です。
💰 配当金・YOC分析
では、この増配で私の保有分がどう変わったのか。2か月前と比べてみます。
| 項目 | 7月9日(236日目) | 今日(274日目) |
|---|---|---|
| 保有株数 | 54株 | 55株(+1株) |
| 年間配当(1株) | 48円 | 70円(+22円) |
| 保有分の年間配当 | 2,592円 | 3,850円 |
| YOC | 4.26% | 6.17% |
配当額は2,592円→3,850円で1,258円の増加。その内訳は——
- 私が1株買った分:70円
- 会社が増配した分:1,188円(54株 × 22円)
増加分の94%は、私が1円も追加投資していない部分です。そしてYOCは4.26%→6.17%へと、1.91ポイントも跳ね上がりました。取得単価は1,135円のまま、利回りだけが勝手に育った——これが増配の威力です。
なお、9月末の権利確定で受け取る中間配当は35円×55株=1,925円。前回試算した1,296円から、大幅に増えることになります。
🔰 【初心者向け】「配当方針の変更」は最大級のニュース
💡 単発の増配と、方針変更はまったく違う
配当のニュースには2種類あります。
①単発の増配:「今期は業績が良かったので配当を増やします」
②配当方針の変更:「これからは、こういう基準で配当を決めます」
このうち②のインパクトは、圧倒的に大きいのです。なぜなら、①は今期だけの話ですが、②は今後ずっと続く約束だからです。
💡 住友精化の新方針を読み解く
新方針は「配当性向30%以上 かつ DOE4.5%以上」。投資262日目で整理した配当方針の3類型でいえば、②配当性向連動と③DOE連動の組み合わせです。しかも「かつ」——どちらか高い方が適用される設計です。
ここで注目したいのがDOE4.5%という水準の高さ。投資264日目でご紹介した立川ブラインドは4.0%、AGCは3.0%、ツムラは3.6%でした。4.5%は、私が保有する銘柄の中で最も高いDOE基準です。
そしてDOE基準だからこそ、通期経常利益26.6%減という見通しの中でも増配できたわけです。利益連動だけの会社なら、減益予想で増配は難しかったでしょう。
配当投資をしていると、つい「今期いくらもらえるか」に目が行きます。でも本当に見るべきは、「この会社は、これから何を基準に配当を決めるのか」。方針が変われば、来年も再来年もその基準で配当が計算されるのです。
決算短信や決算説明資料の後半には、必ず配当方針が書かれています。数ページ読むだけで、その会社と何年付き合えるかが見えてきます。
🎯 購入した理由と正直な感想
① DOE4.5%という強力な下支え
保有銘柄で最も高いDOE基準です。株主資本を基準にする以上、会社が黒字を積み上げる限り、配当は自然に増えていきます。通期は減益見通しでも配当が守られる設計は、長期保有の安心材料になります。
② 9月末の権利確定に向けて
権利確定まであと約3週間。55株で中間配当1,925円という金額は、前回の試算(1,296円)から大きく増えました。増配は、秋の入金額にもそのまま効いてきます。
③ 正直な感想:増配を「見逃していた」ことの意味
正直に書きます。8月6日の増配発表を、私は今日まで知りませんでした。証券口座の配当予想は自動で更新されていましたが、その理由まで確認していなかったのです。
「投資家として不真面目では」と言われれば、その通りかもしれません。保有銘柄の重要な発表を1か月近く見逃していたわけですから。
ただ同時に、それでも配当は勝手に1,188円増えていた——という事実も、記録しておく価値があると思います。私が何もしなくても、会社が働いて、方針を改善して、配当を増やしてくれた。これが「会社のオーナーになる」ということなのだと、あらためて実感しました。
もちろん、方針を確認するのは株主の責任です。今日調べたことで、この会社と長く付き合えそうだという確信も得られました。見逃したことは反省しつつ、気づいたときに調べればいい——そのくらいの距離感が、私のような会社員投資家には現実的だと思っています。
⚠️ 押さえておきたいリスク
- 通期は経常利益26.6%減の見通し:第1四半期は絶好調でしたが、通期では減益予想です。DOE基準に支えられていても、業績の下振れは注視が必要です。
- 原燃料価格の変動:前期の大幅増益は原燃料価格低下の恩恵が大きく、価格が再び上昇すれば利益は圧迫されます。
- ガバナンス面の課題:過去には製品代金の過剰請求問題や減損損失の計上といった課題も明らかになっています。再発防止の取り組みは注視すべき点です。
- DOEでも減配リスクはゼロではない:大きな赤字で株主資本そのものが傷めば、DOE基準の配当額も下がり得ます。
- 株価は2か月で15.7%上昇:1,300円→1,504円と上がっており、増配を織り込んだ水準です。
📊 配当100万円への進捗
このブログの目標は年間配当100万円の達成です。今回の購入で、年間配当金(税引前・予想)は164,489円になりました。
🎯 目標達成率:16.4%
16.4%
164,489円 / 1,000,000円
前日の164,419円から70円の積み増し。次の目標である年間配当17万円まで、あと5,511円です。
今日の学びを一言でまとめるなら、「持ち続けていれば、いつか会社が味方をしてくれる日が来る」ということでしょうか。住友精化を買い始めたとき、配当は40円台でした。それが70円。私は何もしていません。ただ持っていただけです。
✏️ まとめ
📝 投資274日目のポイント
- 住友精化(4008)を1株購入し、保有株数は55株に
- 8月6日に年間配当を48円→70円へ22円増額、前期比では26円増の2期連続増配
- 配当方針を「配当性向30%以上 かつ DOE4.5%以上」に変更——保有銘柄で最高のDOE基準
- 1株買っただけで年間配当は2,592円→3,850円(+1,258円)、うち94%は増配分
- YOCは4.26%→6.17%へ。取得単価は変わらず、利回りだけが育った
- 単発の増配より、配当方針の変更の方がインパクトは大きい——今後ずっと続く約束だから
持ち続けていれば、いつか会社が味方をしてくれる日が来る。274日目にして、いちばん実感のこもった一日でした。明日もまた1株ずつ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
🔗 関連リンク
住友精化株式会社 公式サイト
住友精化 IR情報(配当方針の変更・第1四半期決算)
IR BANK:住友精化(4008)業績・配当推移
※本記事は個人の投資記録・情報共有を目的としたものであり、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。配当金額・利回り・業績数値は執筆時点の予想・情報であり、今後変更される可能性があります。

コメント