配当100万円への道 投資291日目
株式分割で40株が80株に
取得単価も、きれいに半分になりました
2026年10月1日|三井住友FG+武田薬品を各1株
こんにちは。毎日1株ずつ高配当株を積み上げている「配当100万円への道」です。
10月最初の購入となる投資291日目、10月1日は武田薬品工業(4502)と三井住友FG(8316)を各1株ずつ購入しました。保有株数はそれぞれ4株と81株になりました。
そして今日は、三井住友FGの株式分割(1株→2株)が実行された日です。40株が80株になり、口座の表示が一気に変わりました。
記事では何度も「分割しても資産は増えません」と書いてきましたが、実際の口座で何が起きたのか——今日は、その実データをお見せします。取得単価も、YOCも、想像以上にきれいな数字になりました。
📋 この記事の目次
- 今回の購入内容
- 株式分割、実際に起きたこと
- 【初心者向け】分割で「変わらなかった数字」が教えてくれること
- 武田薬品工業——2か月ぶりの買い増し
- 「1日1銘柄」というルールを、やめます
- 正直な感想
- 押さえておきたいリスク
- 配当100万円への進捗
📦 今回の購入内容
| 項目 | 武田薬品工業(4502) | 三井住友FG(8316) |
|---|---|---|
| 購入株数 | 1株 | 1株 |
| 購入単価 | 5,759円 | 3,438円(分割後) |
| 保有株数 | 4株 | 81株 |
| 平均取得単価 | 4,950円 | 2,650円 |
| YOC | 約4.12% | 約3.40% |
| 保有分の年間配当 | 816円 | 7,290円 |
ポートフォリオ全体の状況はこちらです。
| ポートフォリオ全体(2026年10月1日時点) | |
|---|---|
| 評価額 | 4,677,005円 |
| 評価損益 | +846,341円 |
| 年間配当金(税引前・予想) | 170,686円(達成率17.1%) |
🔀 株式分割、実際に起きたこと
朝、証券口座を開いて最初に目に入ったのが「80株」という表示でした。昨日まで40株だったものが、倍になっています。
実際に何がどう変わったのか、数字で並べてみます。
| 項目 | 分割前(9/30) | 分割後(10/1) |
|---|---|---|
| 保有株数 | 40株 | 80株(2倍) |
| 平均取得単価 | 5,279円 | 約2,640円(半分) |
| 1株あたり年間配当 | 180円 | 90円(半分) |
| 年間配当の総額 | 7,200円 | 7,200円(不変) |
| YOC | 約3.41% | 約3.41%(不変) |
取得単価が、証券会社の側で自動的に半分になっていました。5,279円 → 約2,640円。自分で計算し直す必要はありません。
そして今日、81株目を3,438円で購入。取得単価は2,640円 → 2,650円に。たった10円の上昇です。分割前なら、同じ1株で取得単価は20円動いていた——これも、分割の効果のひとつです。
🔰 【初心者向け】分割で「変わらなかった数字」が教えてくれること
💡 YOCが1ミリも動かなかった
今日いちばん納得したのが、これです。
分割前:180円 ÷ 5,279円 = 3.41%
分割後:90円 ÷ 2,640円 = 3.41%
分子も分母も半分になったので、割り算の答えは変わりません。当たり前といえば当たり前ですが、画面上の数字が全部変わったのに、YOCだけ動かない——これを見て「ああ、本当に何も変わっていないんだ」と腹に落ちました。
💡 「変わらない数字」を知っていれば、惑わされない
株式分割のニュースが出ると、株価が上がることがあります。「株数が増える」「買いやすくなる」といった期待からです。
でも分割そのものは、企業の価値を1円も変えません。工場が増えるわけでも、売上が伸びるわけでもない。ピザの切り方が変わるだけです。
だから分割のニュースで判断すべきは、「なぜこの会社は分割したのか」の方。株価が高くなりすぎて個人投資家が買いにくい→だから分割する——これは業績が伸びてきた証拠でもあります。三井住友FGは6期連続増配へ向かい、第1四半期は純利益33%増。分割の背景には、こうした実績があります。
数字が大きく動いた日ほど、「何が変わって、何が変わっていないか」を分けて見る。変わらない数字(YOC、配当総額、評価額)を先に確認すれば、冷静でいられます。
💊 武田薬品工業——2か月ぶりの買い増し
もう1銘柄は武田薬品工業。前回買ったのは7月28日(248日目)ですから、2か月以上ぶりの買い増しです。
日本最大の製薬会社で、年間配当204円、過去10年間で減配なしという実績を持ちます。配当性向が100%を超えているのは、シャイアー買収(約6兆円)に伴う無形資産の償却費が利益を圧縮しているため——投資248日目で詳しく解説しました。キャッシュフローで見れば配当は十分に賄えています。
4株で年間配当816円、YOCは4.12%。比率はわずか0.5%と、まだまだ余裕があります。ツムラ(5株)と合わせて、医薬品セクターを少しずつ育てていきます。
なお武田薬品は3月決算。今日買った4株目は9月末の権利には間に合っていませんが、来年3月末の権利から対象になります。
📏 「1日1銘柄」というルールを、やめます
正直に書きます。私は投資285日目と290日目で、2回にわたって「10月からは1銘柄に戻します」と書きました。そして今日、その10月1日に2銘柄を買いました。
もう何度目でしょうか。「決めたのに守れない」の4回目です。
——ただ今日は、反省の前に、ひとつ気づいたことがあります。
💭 そもそも「1日1銘柄」は、何のためのルールだったか
このルールを作った動機は、8月に東計電算を集中的に買いすぎた反省でした。「1日の購入額が増えすぎないように」「特定銘柄に偏らないように」——そのための歯止めだったはずです。
ではその目的は、今どうなっているか。
・特定銘柄への偏り→「1銘柄の年間配当は全体の10%以内」というルールで管理できている
・1日の購入額→今日は2銘柄で9,197円。無理のある金額ではない
目的はすでに、別のルールで達成されているのです。
「1日1銘柄」は、目的を達成するための手段のひとつにすぎませんでした。それなのに私は、手段の方を守ることにこだわって、4回も失敗を繰り返していた——今日、そのことに気づきました。
投資261日目に、私は「守れないルールは、意志ではなく設計が悪い」と書きました。あのとき3つあったルールを1つに絞ったはずなのに、いつの間にか「1日1銘柄」という2つ目を足していたのです。
というわけで、「1日1銘柄」は正式に撤回します。
🔒 私が守るルールは、これだけです
① 1銘柄の年間配当は、全体の10%以内
② 買う銘柄は、前日の夜に決める
①は比率の管理、②は判断の質の管理。この2つがあれば、1日に何銘柄買っても問題ありません。守れないルールを掲げ続けるより、守れるルールだけを残す方が、よほど健全だと考えました。
🎯 正直な感想
① 口座を開いたときの「80株」
何度も「分割で資産は増えない」と書いてきた私ですが、実際に「80株」という表示を見ると、やはり嬉しいものです。
価値は1円も増えていない。それは分かっています。でも「増えた気がする」という感覚は、確かにありました。
投資には、こういう気分の部分も無視できないと思います。合理的には無意味でも、続ける気力につながるなら、それはそれで価値がある。291日続けてこられたのは、こういう小さな喜びの積み重ねだったのかもしれません。
② 3,438円という買いやすさ
分割の実利も、すぐに感じました。昨日まで6,700円だった株が、今日は3,438円。同じ予算で、倍のペースで積み増せます。
今日の2銘柄は合計9,197円でしたが、分割前なら12,000円を超えていた計算です。1日の負担が軽くなる——これは、毎日続ける身には本当にありがたい変化です。
③ 4回目の失敗を、ルールの見直しに変えた
正直、今日も「また反省記事か」と気が重くなりました。
でも立ち止まって考えたら、守れないルールを4回も掲げ続けている方がおかしいと気づきました。意志が弱いのではなく、そのルールが私の実態に合っていなかった。
ダイエットで「毎日10km走る」と決めて4回失敗したら、目標を「週3回3km」に変えるべきです。走らないことを選ぶのではなく、続けられる形に直す。
291日かけて、ようやくそういう考え方ができるようになりました。
⚠️ 押さえておきたいリスク
- 分割で価値は1円も増えていません:株数が倍になっても、評価額も配当総額も不変です。「増えた」という感覚に惑わされないよう注意します。
- 三井住友FG:金融政策の転換:銀行株の追い風は「金利のある世界」が前提です。日銀の方針転換は最大の逆風になります。
- 武田薬品:配当性向100%超:償却費による見かけの数字とはいえ、利益が伸びなければ配当維持の余力は限られます。
- 権利落ち後の需給:今日も含み益は54,894円減少しました。権利落ち後は需給が緩みやすいという面があります。
- ルールを緩めることのリスク:「1日1銘柄」を撤回した以上、購入額が無制限に増えないよう、比率ルールの確認はこれまで以上に大切になります。
📊 配当100万円への進捗
このブログの目標は年間配当100万円の達成です。今回の購入で、年間配当金(税引前・予想)は170,686円になりました。
🎯 目標達成率:17.1%
17.1%
170,686円 / 1,000,000円
前日の170,392円から294円の積み増し(武田薬品204円+三井住友FG 90円)で、達成率は17.1%へ。次の目標である年間配当18万円まで、あと9,314円です。
そして11月には、9月に確定した約18,622円の配当が入金されます。3つ目のエンジン「配当の再投資」が、いよいよ点火します。
📝 投資291日目のポイント
- 武田薬品工業(4株)と三井住友FG(81株)を各1株購入
- 株式分割が実行され、40株→80株に。取得単価も5,279円→約2,640円へ自動で半減
- YOCは3.41%のまま不変——分子も分母も半分だから、割り算の答えは変わらない
- 株価は6,700円→3,438円に。同じ予算で倍のペースで買える
- 「1日1銘柄」のルールを正式に撤回。守るのは①比率10%以内 ②前日の夜に決めるの2つだけ
- 年間配当は170,686円(達成率17.1%)、18万円まであと9,314円
守れないルールを4回掲げるより、守れるルールを2つだけ残す。291日かけて、ようやくそこに行き着きました。10月も淡々と積み上げていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
🔗 関連リンク
武田薬品工業(4502)
武田薬品工業株式会社 公式サイト
武田薬品工業 投資家情報(IR)
IR BANK:武田薬品工業(4502)業績・配当推移
三井住友FG(8316)
三井住友フィナンシャルグループ 公式サイト
三井住友FG 投資家情報(IR)
IR BANK:三井住友FG(8316)業績・配当推移
※本記事は個人の投資記録・情報共有を目的としたものであり、特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。配当金額・利回り・業績数値は執筆時点の予想・情報であり、今後変更される可能性があります。株式分割後の取得単価等の表示は証券会社によって異なる場合がありますので、ご自身の口座でご確認ください。

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